みんなでつなごう!さかいのあした!
いつまでも安心して心豊かに暮らせるまちへ (子ども向けリーフレット テキスト版)
発行 堺市 健康福祉局 長寿社会部 地域包括ケア推進課
2019年製作

このリーフレットについて
1.A3カラー両面です。
2.イラストの説明を一部省略しています。
3.製作者が補った言葉は〔〕(亀甲かっこ)でくくっています。
4.読み仮名は、≪≫(二重山かっこ)でくくっています。

〔表面〕

日本は、高齢化(全体の人口に占める65才以上の高齢者の割合が増えること)が世界で一番進んでいます。
堺市も高齢化が進んでおり、今後も高齢化はさらに進むと予測されています。

堺市では、みんながいつまでも安心して、住み慣れた地域で住み続けられるよう、まちづくりを進めています。

堺市における65歳以上の高齢者の割合
2005年は5人に1人、2015年は4人に1人、2035年は3人に1人、2050年は5人に2人

私たちがめざすまちとは…
市と、市民と、医療や介護の仕事をしている人がそれぞれの力を出し合い協力して完成します。
 
1 自助≪じじょ≫ 一人ひとりが自分でできることを行うこと
自分の未来のために1人ひとりが力をつける取組です。
ルールを守り、早寝早起き、歯磨きなどを毎日の習慣にしましょう。
〔イラスト ミミズクが「 私たちができることからはじめるといいね!」と、ガッツポーズでウィンクをする。〕  
2 互助≪ごじょ≫ 周りの人と協力して助け合うこと
地域のみんなが助け合うことで、安心した暮らしになります。
みんなの周りでもいろいろな人が地域で協力して助け合っています。
〔イラスト 「一人ひとりが 取り組めば、安心で優しいまちになるね。」とミミズク。〕
3 共助≪きょうじょ≫ 保険料により助け合うこと
介護保険、医療保険など医療、介護サービスの提供
4 公助≪こうじょ≫ 行政が税金により、高齢者福祉や生活保護などを行うこと。市、国の支援。
〔イラスト2つ 1 博士帽をかぶっているミミズクが「私たちができることは自助≪じじょ≫と互助≪ごじょ≫だね」と指示棒を持ち上げている。 
2 ミミズクが本を見ながら「みんなで協力するしくみを地域包括ケアシステムというよ。」と眼鏡をずり上げる。〕


〔裏面〕

生まれてから100歳になっても自分らしく暮らせるために何ができるかな。
考えて、自分でできることをやってみよう!

〔0歳から20歳までは5年ごとに、20歳から100歳までは20年ごとに区切ってイラスト等で説明しています。〕
0歳から5歳まで、「生まれてくれてありがとう」「歯磨きをする」「早寝・早起きをする」「朝ごはんを食べる」
5歳から10歳まで、「家の手伝いをする」「友だちを作る」「花・緑を大切にする」
10歳から15歳まで、「高齢者のことを知る(認知症サポーター養成講座等)」「地域のイベントに参加する」「地域の高齢者と交流する」「困っている人を助ける」「一生懸命学習する」
地域で交流してみましょう。あいさつは、その第一歩です。
15歳から20歳まで、「自分の人生をしっかり考える」「子どもたちのお手本となる」「地域のボランティアに参加する」「高齢者に優しくする」
自分や、他の人の力になることにたくさん挑戦してみよう!
20歳から40歳まで、「仕事や子育てにがんばる」「子育てサークルなど地域で仲間をつくる(子育てサロン等)「学校のPTA活動等に参加する」
相手を大切に思う気持ちでつながって、自分らしく生きよう!
40歳から60歳まで、「自治会など地域の活動に参加する」「健康づくり」「家族や友だちと趣味や運動を楽しむ」
60歳から80歳まで、「生きがいをみつける」「地域の子どもと交流する」「介護予防」
大切な あ・し・た
・あるく(身体活動)運動・日常生活の活動など
・しゃべる(社会参加)集う、ボランティア活動など
・たべる(食生活・口腔機能)栄養バランス、1日3食、口腔ケア
元気で長生きできるように、あるく、しゃべる、たべるを毎日の生活に取り入れよう!
80歳から100歳まで、「人生の最後について周りの人と話す」「終活≪しゅうかつ≫(身の回りの整理整頓、エンディングノートの活用)」「地域のつながりを大切にして、次世代につなげる」
100歳になっても自分らしく暮らせる!

毎日の暮らしの中で困った事や不安があれば周りの人に相談しよう!

以上で「みんなでつなごうさかいのあした! 子ども向けリーフレット」(テキスト版)を終わります。

製作 堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター
製作完了 2020年9月