パネル展「コロナ禍を乗り越えたアジア太平洋地域の無形文化遺産」

〔説明〕
これは、A4縦 両面カラーのチラシです。
〔説明終わり〕

製作・発行 堺市博物館 2023年

テキスト化凡例
1 オモテ面とウラ面があります。
2 テキスト化の際に加えた説明は〔〕(亀甲かっこ)で囲んでいます。
3 ルビは《》(二重山かっこ)で囲んでいます。
4 写真は【】(墨付きかっこ)で囲んでいます。
5 ©コピーライトは(C)と記載して《コピーライト》とルビを付けています。
テキスト化凡例終わり

〔オモテ面〕

コロナ禍《か》を乗り越えたアジア太平洋地域の無形文化遺産
 新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、外出や集会の制限をはじめ、長期にわたって私たちの日常に大きな影響を及ぼしました。人々が担《にな》い手となる無形文化遺産も大きなダメージを受けましたが、コロナ禍《か》の困難な状況にあっても実践を続けるための様々な取り組みもあり、変化しながら受け継がれる「生きた文化遺産」としての可能性を示しています。本展示では、アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)がアジア及び太平洋地域9か国で実施した調査の成果を基に、コロナ禍《か》における無形文化遺産の実践について紹介します。

パネル展
2023.11.7火曜日~2024.3.31日曜日
ICH Resilience amid COVID-19 Pandemic
会場:堺市博物館 文化遺産展示室

【写真9枚】
〔説明〕
調査対象のアジア太平洋地域9か国の写真です。バングラデシュ、フィジー、インドネシア、インド、イラン、キルギス、モンゴル、パプアニューギニア、韓国の9か国です。
1.庭で女性2人が立っていて、庭木をみながら話をしています。一人はスカーフを被った現地の女性です。
(C)《コピーライト》Rural Development Fund
2.馬頭琴などの民族楽器が壁に飾られている部屋で、白地にブルーの縁取りの帽子、民族衣装を着た男性が馬頭琴を弾いています。
(C)《コピーライト》S.Arslan 
3.装飾をほどこした冠をつけて民族衣装を着た巫女のような女性が、木の枝でお祓いのようなことをしています。
(C)《コピーライト》H.Hahm
4.男性数名が屋外で頭に羽飾りをつけ、首に黄色の飾りやいろいろな色の羽の首輪をつけて踊っています。顔を赤やオレンジでペイントし赤い腰布を巻き、両手に30cmほどの白い棒を持っています。
(C)《コピーライト》N.Faik-Simet
5.工房の中で座っている女性の前には、大きな壺が複数並んでいます。横や斜めに直線をひいたり、小さな丸を等間隔に貼って模様を付けてあります。
(C)《コピーライト》E.Edwards
6.遠くに赤茶色の小山が見える緑の牧草が生えた平原に10名ほどの男性がいろいろな民族楽器を持って立っています。上下とも白っぽい服を着ている中に一人だけ赤い服に赤いターバンをまいた人がいます。
(C)《コピーライト》S.Zakaria
7.屋外で四角い桶に布をつけて肘まで手袋をした男性が、しゃがんで布を洗っています。
(C)《コピーライト》Mahirta
8.赤地に二本の黄色の線で描かれた枠の中に花や模様を白の絞り染めで描いた布がかかっています。奥に男性が椅子に座っています。
(C)《コピーライト》R.Sethi
9.白髪の男性が折り畳んだ白い布を持って手仕事をしています。
(C)《コピーライト》Persian Garden Institute for Living Heritage
〔説明おわり〕
【写真おわり】

[関連イベント] 第41回無形文化遺産理解セミナー
「コロナ禍のお祭りを考える―東京都台東区《たいとうく》浅草《あさくさ》・三社祭《さんじゃまつり》を事例として―」
日時:12月17日(日)13時30分~15時00分(13時00分開場)
会場:堺市博物館ホール
講師:三隅貴史《みすみ たかふみ》氏(関西学院大学社会学部特別任用助教)
定員:60名(要申込)
※詳細、申し込み方法はチラシ裏面へ

【写真】
〔説明〕
黒い屋根の上に金の鳳凰のあるお神輿を20人ぐらいの氏子が担いでいます。
〔説明おわり〕
(C)《コピーライト》三隅貴史
【写真おわり】

主催: 独立行政法人 国立文化財機構 アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)・堺市 〔堺市章のロゴマークがあります〕 

UNESCO Centre Under the auspices Of UNESCO 〔無形文化遺産保護に貢献するユネスコのロゴマークがあります。〕

International Research Centre for Intangible Cultural Heritage in the Asia-Pacific Region 〔IRCIのロゴマークがあります。〕

〔ウラ面〕

第41回無形文化遺産理解セミナー
「コロナ禍《か》のお祭りを考える ―東京都台東区《たいとうく》浅草《あさくさ》・三社祭《さんじゃまつり》を事例として―」
日時:12月17日(日)13時30分~15時00分(13時00分開場)
会場:堺市博物館ホール
講師:三隅貴史《みすみ たかふみ》氏(関西学院大学社会学部特別任用助教)

コロナ禍により、「中止」や「神事のみの開催」となった祭りは少なくありません。実際に、民俗学者によるアンケート調査の結果が示したように、約7割の祭りが中止に追い込まれました。その中には、飾り付けた山車《だし》や屋台を展示したり、担い手が集まって「練習」をしたり、あるいは倉庫の掃除をしたりした祭りもありました。一方で、「疫病退散」、「新調記念」、「見納め」といった名目を掲げて、祭りを実施したケースもありました。すなわち、これらの事例は、祭りの担い手たちがコロナ禍において何もできなかったのではなく、自分たちのできる範囲で祭りを戦略的に行っていたことを示唆します。本講演では、神輿《みこし》で有名な東京都台東区浅草の三社祭《さんじゃまつり》に焦点を当て、コロナ禍の祭りの様子を紹介し、コロナ収束後に祭りがどのように受け継がれていくかについて検討します。

[定員・お申し込み方法]
定員:60名(申込先着順、参加無料、展示の観覧は別途観覧料が必要)
12月1日(金)10時00分から受付開始。
電子申請システム又は、電話でお申し込みください。
堺市博物館 無形セミナー係 TEL.072(245)6201
〔電子申請システムの二次元コードがあります〕

【写真2枚】
〔説明〕
1 周囲をたてすで囲われた奥に紅白の幕が張られ人が座っています。入口の両側に青年部と書かれた提灯がぶら下がっている周りに人が沢山集まっています。
2 神輿《みこし》が町内を回っています。
〔説明おわり〕
(C)三隅貴史
【写真おわり】

堺市博物館 SAKAI CITY MUSEUM
〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 
大仙公園内
TEL:072-245-6201  FAX:072-245-6263
〔HP〕 https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/ 〔読み〕《エイチティーティーピーエス コロン スラッシュスラッシュ ダブリューダブリューダブリュー ドット シティ シーアイティーワイ ドット サカイ エスエーケーエーアイ ドット エルジー ドット ジェイピー スラッシュ カンコー ケーエーエヌケーオー スラッシュ ハクブツカン エイチエーケーユービーユーティーエスユーケーエーエヌ スラッシュ》
〔Facebook〕 https://www.facebook.com/sakaishihaku/ 〔読み〕《エイチティーティーピーエス コロン スラッシュスラッシュ ダブリューダブリューダブリュー ドット フェイスブック エフエーシーイービーオーオーケー ドット コム シーオーエム スラッシュ サカイシハク エスエーケーエーアイ エスエイチアイエイチエーケーユー スラッシュ》

●開館時間 9時30分~17時15分(入館は16時30分まで)
●休館日 月曜日(祝日は開館)、12/28~1/4
●観覧料 一般200円 高校・大学生100円 小・中学生50円
但し、特別展会期中および展示替期間中(11/7~1/5)は一般100円、
高校・大学生50円、小・中学生20円。特別展観覧の場合は別料金。
※堺市内在住・在学の小・中学生は無料
※堺市在住の65歳以上の方、障害のある方は無料(要証明書)

◆交通案内
電車:JR阪和線「百舌鳥」駅下車約500m
バス:南海高野線「堺東」駅から南海バス(140系統で約10分)、バス停「堺市博物館前」下車約280m
駐車場:大仙公園第3駐車場(仁德天皇陵古墳東南·有料)

【地図】
〔説明〕
大仙公園内にある、堺市博物館への交通案内地図です。
JRと南海高野線が交差している三国ヶ丘駅から、JRで和歌山方面の次の駅が「JR百舌鳥」駅です。
百舌鳥駅の西側から「御陵通」を西へ行くと、南側に「大仙公園」があり、北側は「仁徳天皇陵古墳」です。
仁徳天皇陵古墳側に有料駐車場とビジターセンターが並んでいます。仁徳天皇陵前に、バス停「堺市博物館前」があり大仙公園入口です。
御陵通を西に進むと「大阪和泉泉南線」、「国道26号線」と交差しています。
〔説明終わり〕
【地図終わり】

独立行政法人国立文化財機構
アジア太平洋無形文化遺産研究センター
International Research Centre for Intangible Cultural Heritage in the Asia-Pacific Region (IRCI)
〒590-0802 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁
堺市博物館内
TEL.072(275)8050  FAX.072(275)8151
https://www.irci.jp/jp 〔読み〕《エイチティーティーピーエス コロン スラッシュスラッシュ ダブリューダブリューダブリュー ドット アイアールシーアイ ドット ジェイピー スラッシュ ジェイピー》


UNESCO Centre Under the auspices Of UNESCO〔無形文化遺産保護に貢献するユネスコのロゴマークがあります。〕

International Research Centre for Intangible Cultural Heritage in the Asia-Pacific Region〔IRCIのロゴマークがあります。〕

堺市博物館公式キャラクター サカイタケルくん〔のイラストがあります。〕(C)《コピーライト》YABUUCHI Satoshi

世界遺産 World Heritage Site of Osaka 百舌鳥古市古墳群 Mozu-Furuichi Kofun Group 〔のロゴマークがあります。〕

以上でパネル展「コロナ禍を乗り越えたアジア太平洋地域の無形文化遺産」を終わります。
製作 堺市健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター
製作協力 テキスト化堺
製作完了 2024年1月