「市民交流センターだより 第40号」 令和7年9月発行
〔説明〕
これはA3 横 モノクロ 両面 二つ折りのリーフレットです。
〔説明終わり〕
発行:堺市立健康福祉プラザ 市民交流センター
〒590-0808 堺市堺区旭ヶ丘中町4丁3番1号
tel.072-275-5017 fax.072-243-0330
2025年製作
テキスト化凡例
1 4ページに分かれています。2ページと3ページは見開きになっています。
2 テキスト化の際に加えた説明は〔 〕(亀甲かっこ)で囲んでいます。
3 写真の説明は【 】(墨付きかっこ)で囲んでいます。
4 ルビは、《 》(二重山かっこ)で囲んでいます。
5 目次をつくりました。タイトルの前に◎をつけています。
テキスト化凡例終わり
目次
◎春のプラザ祭り 1ページ
◎市民交流センター 2ページ
◎授産活動支援センター 3ページ
◎研修室・クラフトルーム・クッキングルームの使用について 4ページ
◎プラザの事業をサポートしていただけるボランティアを募集しています 4ページ
◎利用者の声 4ページ
◎堺市立健康福祉プラザ〔の地図〕 4ページ
目次終わり
1ページ
市民交流センター・授産活動支援センターが開催する教室・講座・イベントの情報をお届けします。
◎春のプラザ祭り
今年も「春のプラザ祭り」を開催しました。4月19日(土)はお天気にも恵まれ、たくさんの方にご来場いただき、多くの交流が生まれた一日となりました。
このイベントは、健康福祉プラザをより身近に感じていただくための交流事業のひとつで、障害のある方もない方も一緒に楽しめる企画を通じて、相互理解の促進を目的としています。
今回のメインイベントは、「車いすスポーツ体験会」でした。実際に車いすに乗ってシュートを打ってみたり、スタッフと一緒にプレーしたりと、参加された皆さんにとても楽しんでいただきながら、障害に対する理解を深めていただきました。
そのほかにも、「キッチンカーと屋台」ではおいしい食べ物が並び、「ミニ巾着かごを作ろう!」の創作コーナーでは、皆さんが思い思いの色や形で作品づくりに挑戦されていました。「春の脳トレチャレンジ」や「点字名刺制作体験」も人気で、笑顔があふれる場面がたくさん見られました。
また、堺消防署と堺市総合防災センターのご協力により、「消防車展示」や災害時に活用できる三輪自転車の試乗に加え、「立体ハザードマップ」による津波被害想定の説明をしていただきました。「防災について考えるきっかけになった」という声もいただき、障害のある方の避難について考えるきっかけになったと思います。
12月には「障害者週間」フェスティバルを予定しています。今回も楽しみながら障害理解の促進につながる企画を考えていますので、ぜひご参加ください。
【写真5枚】
〔説明〕
1.「車いすスポーツ体験会」
〔体育館のハンドボールのコートに車いすに乗った人が4名います。それぞれにボールを持っています。〕
2.「キッチンカーと屋台」
〔キッチンカーで買い物をする人々が並んでいます。〕
3.「ミニ巾着かごを作ろう!」
〔親子でミニ巾着籠を作っているところです。〕
4.「消防車展示」
〔梯子車が止まっています〕
5.「立体ハザードマップ」
〔立体ハザードマップを囲んで、数名の人が説明を聞いています。〕
〔説明終わり〕
【写真終わり】
2ページ
◎市民交流センター
市民交流センターでは、より多くの市民の皆様に気軽にご参加いただけるように、陶芸、絵画、料理、写真、園芸などの教室を実施しています。
〔催しが2つあります。〕
1 わくわくサマースクール
8月2日(土)、小学生を対象に「わくわくサマースクール」を開催しました。障害理解の啓発を目的としたこのイベントには、小学1年生から5年生までの18名が参加してくれました。
今回体験していただいたのは、「車いすバスケットボール」と、11月に東京で開催されるデフリンピックの競技「デフバレー」の2つのプログラムです。
「車いすバスケットボール」では、専用の車いすに乗って操作方法やプレーの仕方を学び、障害のある人もない人も一緒に楽しめるスポーツであることを体感していただきました。プレー中には、喜びや悔しさを共有する場面もあり、こどもたちの笑顔が印象的でした。
「デフバレー」では、女子日本代表選手2名を講師に迎え、デフリンピックや競技の魅力についてお話しいただきました。柔らかいボールを使ったバレー体験のほか、手話も教えていただき、終盤には積極的に手話を使うこどもたちの姿が見られました。
最後には、選手のお二人がこどもたちのサインのお願いに笑顔で応えてくださり、温かい交流の時間となりました。11月のデフリンピックでは金メダルをめざしているとのこと。みんなで応援していきましょう!
【写真2枚】
〔説明〕
1. 「車いすバスケット」 参加者たちが車いすバスケットの体験をしています。
2. 「デフバレー」 子供が6人バレーコートの外で、日本代表選手の講師の説明を聞いています。
〔説明終わり〕
【写真終わり】
2 夏休みこども創作教室を開催しました!
8月10日(日)、夏休み企画として「タイルアートにチャレンジしよう!」を開催しました。ダウン症・自閉症・ADHD・聴覚障害など、さまざまな障害のある小学生が参加してくれました。
軍手をはめて、ハンマーでタイルを割るところからスタート。初めての体験に、こどもたちは興味津々。「変な形に割れちゃった!」と戸惑いながらも、色や形を見ながら思い思いにデザインを考え、コルクボードに貼りつけていきました。
小さく割れたタイルも工夫して使うなど、こどもたちの発想力には驚かされました。完成した作品のテーマには、「海」、「オーロラ」、「花」の他に「ボーカロイドの楽曲」や「ゲームのキャラクター」など、今の流行も反映されていて、とても楽しい鑑賞会となりました。
頑張って作った分だけ達成感も大きく、夏休みの素敵な思い出になったのではないでしょうか。また元気にプラザに遊びに来てくださいね。
【写真2枚】
〔説明〕
1.大小さまざまな形に割られたタイルをボードに貼り付けた作品です
2. 四角いタイルや小さく割られたタイルが入ったたくさんの小皿が並んでいます。壁際には完成した作品が立てかけてあります。
〔説明終わり〕
【写真終わり】
3ページ
◎授産活動支援センター
障害のある方が福祉施設で取り組む、ものづくりや作業のことを「授産《じゅさん》活動」といいます。
〔催しが2つあります。〕
1 学びと交流のひととき! 第1回セミナーを開催
授産活動支援センターでは、福祉事業所のニーズや関心が高い内容にもとづいて、年に2回セミナーを開催しています。
第1回目となる今回は、中小企業診断士であり福祉事業所への支援実績も豊富な、A’(エーダッシュ)ワーク創造館 館長の高見一夫氏を講師に招き、「共に考えよう!これからの授産活動」というテーマで、各事業所における授産活動をさらに活性化させていくためのアイデアなどを学ぶセミナーを実施しました。当日は、障害のある方々の社会参加を進めること、できることを引き出していくことなど、授産活動に取組む上で大切にして欲しい視点や、地域と連携しながら発展していく方法などについてお話をしていただきました。また、「利用者の満足度を高める工夫」、「支援員としての喜びや悩み」などのテーマでグループワークを行い、事業所が抱えている課題等については、解決に向けたアドバイスをいただきました。参加された皆さんからは、「日頃から感じたり考えたりしていたことが整理できてスッキリしました。」「他の事業所の方々と情報共有ができてよかった。」などの感想をいただいています。
今後も福祉事業所の皆さんの状況に寄り添いながらテーマを検討し、学んでいただける機会を提供していきたいと考えています。
【写真】
〔説明〕
研修室の様子です。机を向かい合わせ3人組のグループが、何組かあります。前方にはホワイトボードやスクリーンがあります。
〔説明終わり〕
【写真終わり】
2 美原の古代米で新名物を! 専門家と挑むスイーツ開発支援
授産活動支援センターでは、福祉事業所から寄せられる様々な相談に対して、必要に応じて専門家の協力も得ながら支援を行っています。
このたび、美原区にある福祉事業所より「新しい取組みとして美原の古代米を使用したスイーツ作りに挑戦しているが、味や食感など、なかなか納得できる仕上がりにならない。」と相談を受けました。
そこで、菓子製造技能士であり職業訓練指導員でもあるCo.Lab(コラボ)代表の増田絵美氏へ協力を依頼して支援を開始しました。
初回の訪問支援では、事業所のニーズをあらためてうかがうとともに、スイーツのコンセプトやターゲット、事業所の生産体制や設備などを確認しました。また、今後の進め方や目標などを一緒に検討しました。
次回以降は、レシピの考案や試作の製造など、スイーツ作りの実践に移っていく予定です。
今年度中には、美原の古代米スイーツが完成するスケジュールで支援を継続しています。
【写真】
〔説明〕
圧力鍋・レンジ・トースターの設備がある場所で二人の人が話しています。
〔説明終わり〕
【写真終わり】
4ページ
◎研修室・クラフトルーム・クッキングルームの使用について
市民交流センターでは、研修室などの貸出を行っています。障害の有無にかかわらず、どなたでもご利用いただけます。
研修室
大研修室・研修室A~Dの5つの研修室があります。全室に無線LANを完備し、付属設備としてプロジェクターとスクリーンが利用できます。また、大研修室と研修室Cには音響設備があり、マイクも利用できます。(付属設備は有料)
[利用例]研修、オンライン会議、ゲーム大会、映画上映
クッキングルーム
調理器具を備えた調理室です。お子さんや車いすの方にも便利な昇降機能付き調理台(シンク、IH調理器具2機付属)が4台あり、炊飯器やオーブンレンジ、鍋やフライパン等の調理器具を備えています。
クラフトルーム
絵画、陶芸、木工など、幅広い創作活動にご利用いただける工作室です。木製作業台が5台あり、流し台を備えています。陶芸活動でお部屋をご利用の場合、作品を焼成できる陶芸用電気釜を利用できます。(陶芸用電気釜:減免登録団体対象、事前要相談)
料金及び利用方法については健康福祉プラザのホームページをご覧ください。
http://www.sakai-kfp.info/html/use.html〔読み〕《エイチティーティーピー コロン スラッシュスラッシュ ダブリュダブリュダブリュ ドット サカイ エスエーケーエーアイ ハイフン ケーエフピー ドット インフォ アイエヌエフオー スラッシュ エイチティーエムエル スラッシュ ユース ユーエスイー ドット エイチティーエムエル》
*障害者団体には利用料の減免制度あり(事前の登録が必要)
*営利を目的とする活動及び公序良俗に反する活動での施設のご利用はできません。
*堺市施設予約システムから仮予約できます。(事前の登録が必要)
〔研修室等案内の二次元コードと、利用方法案内の二次元コードがあります。〕
【写真3枚】
〔説明〕
1. 大研修室です。3人掛けの机が何列も並び、前方にはホワイトボードやマイクを置いた演台があります。
2. クッキングルームです。大きな調理台4台と、それぞれの上には換気扇が付いています。
3. クラフトルームです。木製の大きな作業台と椅子、壁際にはホワイトボードと多数のイーゼルがあります。
〔説明終わり〕
【写真終わり】
◎プラザの事業をサポートしていただけるボランティアを募集しています
健康福祉プラザでは、スポーツセンターの教室や市民交流センターのイベント、生活リハビリテーションセンターの訓練などをサポートしていただけるボランティアを募集中です。ぜひご協力ください。
お問い合わせは市民交流センターまでお願いします。
*ボランティアに登録するには説明会への参加が必要です。
*次回説明会は11月14日(金)午後1時半~3時半です。
◎利用者の声
健康福祉プラザの施設運営に関し、日頃より貴重なご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
令和7年3月から7月にかけて、「駐輪場が夕方になると真っ暗になるので、明るくしてほしい」「車いすのフットレストのネジがゆるんでいるように見えるので、確認してほしい」など、計9件のご意見を頂戴し、改善に向け取り組みを進めてまいりました。
今後も、皆さまにとって、より快適で利用しやすい施設をめざしてサービス向上に努めてまいりますので、気になる点やご要望がございましたら、ぜひご意見をお聞かせください。
◎堺市立健康福祉プラザ
堺区旭ヶ丘中町4丁3番1号
【地図】
〔説明〕
堺市立健康福祉プラザの位置を表した地図です。
JR阪和線の百舌鳥駅から大仙公園に向かって西へ約1.4km、上野芝駅から履中天皇陵古墳に向かって北西へ約1.1kmの位置にあります。
大仙公園の南西側と履中天皇陵古墳の北側の間に位置します。
南海バス(堺東駅前発)泉ヶ丘行きの「旭ヶ丘健康福祉プラザ前」バス停の前です。
〔説明終わり〕
【地図終わり】
以上で、「市民交流センターだより 第40号」を終わります。
製作 堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター
製作協力 テキスト化堺
制作完了 2025年11月