さかい利晶の杜 さかい利晶の杜 SAKAI RISHOU NO MORI
Sakai Plaza of Rikyu and Akiko

〔説明〕
これは、A3横4つ折り 両面カラーのリーフレットです。
〔説明終わり〕

堺市立健康福祉プラザ 視覚・聴覚障害者センター 2023年製作

テキスト化凡例
1 テキスト化の際に加えた説明は〔〕(亀甲かっこ)で囲んでいます。
2 ルビは《》(二重山かっこ)で囲んでいます。
3 写真は【】(墨付きかっこ)で囲んでいます。
テキスト化凡例終わり

さかい利晶の杜 SAKAI RISHOU NO MORI
Sakai Plaza of Rikyu and Akiko

〔利晶の杜の外観の写真があります。全体がガラス張りです。〕

写真の下にInstagram、Twitter、Facebookの3つの二次元コードがあります。

誰もが茶の湯と文芸を楽しめる 堺の歴史と文化の杜《もり》

利休と晶子を通じて堺を体験できる新しいミュージアム

堺には、仁徳天皇陵古墳をはじめとする百舌鳥古墳群のほか、由緒ある神社仏閣や、歴史的なまちなみ、先人ゆかりの地、伝統産業など長い歴史の中で継承されてきた数多くの歴史文化資源があります。
千利休と安土桃山時代の堺、与謝野晶子と明治大正時代の堺を知り、体験できる「さかい利晶の杜」をスタートに、歴史と文化のまち「堺」を巡ってみませんか。

千利休
茶の湯(わび茶)の大成者千利休と茶の湯文化を紹介するとともに、「日本のベニス」と称された中近世の商業都市堺の繁栄と魅力を発信します。

【写真2枚】
1 千利休画像
〔説明〕
着物を着て、扇子を持った利休翁の座像
〔説明終わり〕
2 住吉祭礼図屏風(右隻・堺側) 堺市博物館蔵
〔説明〕
屏風に書かれた右半分。仮装した町人達が左手の住吉大社から右手の堺に向かって、川沿いを行列して歩いています。
〔説明終わり〕
【写真終わり】

与謝野晶子
与謝野晶子は、近代文学・古典現代語訳・社会評論・教育など多方面で時代を切り拓きました。晶子のふるさと堺から、その業績や生き方を発信します。

【写真2枚】
1 与謝野晶子 個人蔵
〔説明〕
縞の着物に羽織を着た晶子
〔説明終わり〕
2 本の表紙 個人蔵
〔説明〕
晶子が出版した本が15冊程並んでいます。真ん中にみだれ髪があります。
〔説明終わり〕
【写真終わり】

1F
【イラスト フロア案内図】
〔説明〕
この施設は南北に縦長の建物です。入口は三つあります。大きな道路側と右側と左側にあります。大きな道路側の正面玄関から説明します。
北側にある正面玄関を入ると床には幕末から明治時代の大きなフロアマップがあり、その先にはジオラマが展示され、左側には別な玄関とエレベーターがあります。ジオラマ展示を抜けると総合受付があり、左側には茶の湯体験施設があります。トイレは正面玄関すぐ左側にあります。
総合受付を入った右側には階段とエレベーターがあり、左側に千利休茶の湯館があります。
階段に沿って進み、左に曲がったところにトイレがあります。そのまま通路に沿って進むとさかい待庵となります。
〔説明終わり〕
【イラスト終わり】

千利休と茶の湯を歴史文化から解き明かす
千利休茶の湯館
「千利休と堺のまち」「千利休と茶の湯」「千利休とその後」の3コーナーから、利休と堺のかかわりを読み解くミュージアムです。利休や堺のまちと天下人とのつながりや、利休によって革新・大成された茶の湯(わび茶)のありようを分かりやすく紹介します。

利休と堺をめぐる人々
中近世の堺のまちは貿易・商業都市として栄え、会合衆《かいごうしゅう》と呼ばれる有力商人によって自治が行われていました。「貿易商人と茶人のまち」・「天下人のまち」という2つのテーマで利休と堺のまちをとりまく人々を紹介します。

【写真2枚】
1 大きな映像画面が左右に並んで据え付けられています。
〔説明〕
左側の画面上には「貿易商人と茶人のまち」、右側は「天下人のまち」とタイトルが映し出されています。
〔説明終わり〕
千利休や豊臣秀吉が自身の生涯や利休との関わりを語ります。千利休は、堺出身の片岡愛之助さんが演じています。

2 豊臣秀吉画像 堺市博物館蔵
〔説明〕
豊臣秀吉が正式な白い衣冠束帯の装束をまとい、右手に笏を持って座っています。
〔説明終わり〕
【写真終わり】

住吉祭礼図屏風にみる堺
祭礼の行列が住吉大社を出発し、堺のまちへとやってくる様子を描いており、堺のまちを大きく描いた唯一の屏風で、最も古いものです。画面を触ると様々な解説が浮かび上がります。

【写真】
〔説明〕
住吉祭礼屏風絵を一枚ずつに分けた6枚の映像画面が壁際に並んでいます。
〔説明終わり〕
【写真終わり】

〔屏風に書かれた〕行列の中には、南蛮人に扮する堺衆も見受けられます。世界と堺の交流を象徴しています。

【イラスト】
〔説明〕
屏風から抜き出した南蛮人に扮した堺衆のイラスト。ラッフル襟にケープ、提灯のようなズボン(トランクフォーゼ)をはいています。
〔説明終わり〕
【イラスト終わり】

茶室(床《とこ》部分)の想定
堺今市町にあった利休屋敷の武野紹=sたけのじょうおう》に倣った茶室と、最晩年を過ごした京聚楽屋敷の茶室を想定した比較展示です。